2025年04月05日

春の和歌2首 良寛

 
1、

春の野に行きてし来れば草枕

 誰か貸さなむ 我睦ましみ



2、

 春の夜のおぼろ月夜のひと時を

  誰か賢らしに 価つけけむ
      (たれかさからしに あたびつけけむ)


  良寛



  

2025年03月10日

今日の武将の一句


おらでみん

 手にもたまらぬ

    萩が花


     岡田堅桃


 

  (武田信玄配下、祈祷連歌師の発句)



2025年02月26日

今日の一句 松尾芭蕉


 花にうき世

   我酒白く

     食黒し


      松尾芭蕉



2024年08月21日

こんなんでました 夏の夜

夏の夜や

 うしろ見よとや

   のべの草


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2024年04月16日

今日の漢詩、日本人の 雪中雑詩 市川寛斎


氷柱は幾條ぞ
垂れて地に至れば

水晶のれん外に
月は玲瓏たり

市川寛斎


七言絶句、雪中雑詩より
転結二句

江戸後期、漢詩人
富山藩に二十年間、教授として在職、
江湖詩社、主宰、
沢山の漢詩人を輩出した名教授。